リテラコ家

親向け年間資料「生きる力」を“教えない”理由

2026/01/23

はじめに

リテラコ家は、
成績を上げる場所でも、
正しい考え方を教える場所でもありません。

ここは、

子どもが、
これからの社会を生きる中で
壊れずに考え続けられる力を
育てるための「居場所」

です。


なぜ今、リテラコ家なのか

私たちは今、

  • 正解がすぐ変わる社会

  • 情報が多すぎる社会

  • 比較されやすい社会

  • 失敗しにくい社会

に生きています。

この環境では、
「言われた通りにできる力」よりも、

  • 自分で考え続ける力

  • 白黒を急がない力

  • 分からない状態に耐える力

  • 調べて判断を更新する力

が、将来とても重要になります。


リテラコ家が大切にしている考え方

① 二元論で考えない

リテラコ家では、

  • 良い/悪い

  • 正しい/間違い

  • 勝ち/負け

といった考え方を、
すぐに子どもに当てはめません。

なぜなら現実の世界は、

  • 便利で、同時に危険

  • 優しくて、同時に厳しい

  • 正しくて、同時に不完全

というものだからです。


② 「学力」より「調べる力」

答えを覚えるよりも、

  • 分からないことに気づく

  • どう調べるか考える

  • 情報を疑う

  • 自分なりの仮の答えを持つ

こうした 「調べ学力」 を大切にしています。


③ 身近な現実を教材にする

リテラコ家では、

  • ドライバーの使い方

  • 車の安全性

  • ゲームと現実の違い

  • 身近なルールや仕事

といった、
日常の中にある現実を題材にします。

これは、
「知識」ではなく
判断力と責任感を育てるためです。


1年間の大まかな流れ

第1期(安心・土台)

  • 失敗しても大丈夫な場づくり

  • 危険・道具・身体感覚

第2期(生活と社会)

  • 車・ルール・保険など

  • 便利さと責任の関係

第3期(デジタルと現実)

  • ゲーム・AI・匿名性

  • 世界の違いを考える

第4期(感情と人間関係)

  • 怒り・友達・一人の時間

  • 違いとの付き合い方

第5期(学び・仕事・生き方)

  • 勉強の意味

  • 働くこと

  • 幸せとは何か

※どの回も「答え」を出すことは目的にしていません。


成果について(とても大切なこと)

リテラコ家では、

  • 成績が上がる

  • 積極的になる

  • 夢が見つかる

といった 分かりやすい成果を約束しません。

その代わり、
次のような変化が、少しずつ起きることがあります。

  • 感情を言葉にできるようになる

  • 極端な自己否定が減る

  • 比較に振り回されにくくなる

  • 分からないことを放置しなくなる

  • 大人と対話できるようになる

これらは、
時間をかけて現れる力です。


よくあるご質問

Q. 勉強がおろそかになりませんか?

A.
勉強を否定しません。
ただし「意味のない努力」や
「恐怖でやらされる勉強」から距離を取ります。
結果として、
自分で学ぶ姿勢が育つことがあります。


Q. 危ないことをしませんか?

A.
危険なことはさせません。
ただし「危険だから考えない」ではなく、
どうすれば安全に扱えるかを一緒に考えます。


Q. ちゃんと話さない子でも大丈夫?

A.
大丈夫です。
話さなくても、聞いているだけでも、
そこにいるだけでも参加です。


親御さんへのお願い

リテラコ家では、

  • 子どもの発言を評価しない

  • 家で「どうだった?」と詰めない

  • すぐに変化を求めない

ことを大切にしています。

変化は、
ある日ふと現れるものです。


最後に

リテラコ家は、

**子どもを
「うまく生きさせる」場所ではありません。

うまくいかない時でも、
考え続けられる子を
支える場所です。**

鳴門市から、
そんな場所を少しずつ育てていきたいと考えています。