リテラコ家

第1回 完全台本(90分)テーマ:「転ぶって失敗?」

2026/01/23

テーマ:「転ぶって失敗?」

ねらい(ファシリ用メモ)
・ここは正解を出さない場所だと体感させる
・話さなくても居ていいと知ってもらう
・「考えていい」が始まる入口をつくる


0〜10分|到着・着地

ファシリの動き

  • 入口で一人ずつ名前を呼ぶ

  • 席は完全自由

  • 何も始めない

セリフ例

「こんにちは」
「来てくれてありがとう」
「どこに座ってもいいよ」

※雑談されても止めない
※沈黙でも問題なし


10〜15分|最初の約束(超重要)

セリフ(そのまま読んでOK)

「最初に、ここでの約束を3つだけ言います」

「1つ目。話したくない時は、話さなくていいです」
「2つ目。正解は出しません」
「3つ目。途中で考えが変わってもOKです」

「今日は、うまく話す日じゃなくて、
ただ“居る日”です」

※質問が出ても説明しすぎない


15〜20分|テーマ提示

セリフ

「今日のテーマはこれです」

(紙 or 黒板に書く)

『転ぶって、失敗?』

「答えは出さなくていいです」
「今すぐ考えなくてもいいです」

👉 解説しない


20〜35分|体験ワーク①(身体)

やること

  • 立てる人だけ立つ

  • その場で片足立ち(5秒)

セリフ

「立ちたい人だけ立ってください」
「座ったままでもOKです」

「片足で立ってみます。
できなくても大丈夫です」

※転びそうなら即止める
※笑いが起きても止めない

続けて

「今、転びそうになった人」
「ちょっと怖かった人」
「余裕だった人」

👉 手を挙げさせない/反応だけ見る


35〜45分|小さな問いかけ(個人)

セリフ

「今のことで、
ちょっと思ったことがあったら、
紙に書いてもいいです」

「書かなくてもいいです」

紙には:

  • どう感じたか

  • 何を考えたか

  • 分からなかったこと

👉 回収しない


45〜60分|対話(小→全)

小グループ(3〜4人)

「近くの人と、
話したい人だけで話してください」
「聞くだけでもOKです」

問い(黒板に書く)

  • 転びそうになるのはダメ?

  • 転ばない方がいい?

  • 転ばない世界ってある?


全体共有(任意)

ファシリの拾い方(例)

子:「転ぶのは失敗だと思う」

「そう思った理由は何かな」

子:「失敗じゃないと思う」

「違う考えだね」

※評価・整理しない
※意見が出なくてもOK


60〜70分|視点を少し足す

セリフ

「ちょっとだけ別の見方を出します」

「赤ちゃんは、
転ばずに歩けるようになった?」

「スポーツ選手は、
転ばない練習をしている?」

※すぐ答えを言わせない
※沈黙OK


70〜80分|問いの置き直し

セリフ

「じゃあ、もう一回だけ聞きます」

「転ぶって、
本当に“失敗”かな?」

「今は、答えなくていいです」

👉 答えを回収しない


80〜90分|閉じ(まとめない)

セリフ

「今日はここまでです」

「答えを持ち帰らなくていいです」
「忘れてもいいです」

「でも、
もしまた思い出したら、
それでOKです」

帰り際

  • 一人ずつ目を見て

「ありがとう」


初回がうまくいったサイン(確認用)

  • 盛り上がらなかった → OK

  • よく分からない顔 → OK

  • 説明しづらそう → OK

  • 次も来る → 大成功


ファシリ用・心構えメモ(超重要)

・子どもを変えようとしない
・場だけ守る
・沈黙を怖がらない
・良い話にしない


最後に(リテラコ家の核)

**最初の1回は、
何も始まらなくていい。

「ここは急がなくていい」
それが伝われば、成功だ。**