ぼくは最初、
資料を読み間違えたと思った。
本当に人間が
“働かないと生きられなかった”
時代があったらしい。
1. 2025年の大人=労働生物
朝6:00
起きる
7:00
家を出る
8:00〜18:00
仕事
19:00
帰宅
20:00〜
疲れて無言
22:00
寝る
ぼくは戦慄した。
何それ!?
人生って仕事するためにあるの!?
2055年のぼくらは
仕事は「趣味の延長」だ。
-
好きだからやる
-
やりたい時にやる
-
途中で休んでいい
なのに2025年の人たちは……
嫌いでも辞められない!!!!
2. 「自由時間=夜の数時間だけ」の衝撃
2025年の人の言葉:
「仕事が終わったあとの2時間が唯一の自由」
ぼく
「たった2時間!?」
先生
「そうだ」
ぼく
「それ以外は?」
先生
「義務だ」
ぼく
「人権どこいった!?」
3. しかも通勤ラッシュとかいう地獄
朝の電車の映像見た。
ヤバい。
もう地獄。
人が押し合う
潰し合う
圧迫される
降りられない
乗れない
ぼくは叫んだ。
これは労働へ向かう生贄の行列か!?
4. それでも大人は笑っていた
ひとつの資料の日記に
こんな言葉があった。
「今日も疲れたけど、
同僚たちと一緒に乗り切れたから楽しかった」
別の日記:
「一緒に頑張ってる感があるのが救い」
さらに:
「コーヒーを淹れてくれる同僚がいるだけで世界が明るくなる」
ぼくは思った。
人間って……
すげえ……。
5. 給料=命綱
2025年は
お金がないと
生活できなかったらしい。
食べ物も
住む場所も
安全も
全部、お金。
つまり、
働く=生存
働けない=死
ぼく
「ゾンビ映画より怖い」
6. レンの結論
ぼくは最後にこう書いた。
2025年の社会は、
効率もAIも足りなかった。
だから人間がお互いに寄り添って
がんばっていた。
それは大変だったけど、
その分“仲間”が生まれていた。
今の2055年では
仕事は
完全リモート
完全自動化
ストレスゼロ
人間関係も必要最低限
でも2025年の大人は
苦労を共にした。
励まし合った。
愚痴を言い合った。
同僚が家族みたいだった。
ぼくは思った。
働くって、めんどくさいけど、
人間を人間にするのかもしれない。
■ 第4話 完
次は
第5話:2025年の学校…黒板!?チョーク!?原始人ですか?
へ続きます。
|