ぼくは調べていて、一番びっくりしたのがこれ。
2025年の恋愛は
完全に運任せだった。
1. 出会い=偶然という概念
2025年では……
-
偶然隣に座った人
-
偶然同じ授業の人
-
偶然同じ職場の人
-
偶然道でぶつかった人
と恋をしたらしい。
ぼくは頭を抱えた。
効率悪すぎ!!!
2055年では
恋愛はAIが最適化する。
相性シミュレーション
遺伝子親和性
精神波形
喜びパターン
ストレス反応
全部データ化して
相手が選ばれる。
つまり、
失敗がない。
でも2025年の人間は……
「なんとなく好きになっちゃった」
とかいう
謎の感情で動いてたらしい。
2. 片想いというバグ
2025年の人の言葉:
「彼女が好きだったけど、振られた」
また別の人:
「5年片想いしていました」
ぼく
5年!?!?
先生
「そうだ」
ぼく
「結果は?」
先生
「ダメだった」
ぼく
「人生の5年が無駄になってる!!!」
先生
「いや……
そこで人は成長するんだ」
ぼく
「経験システムか!!」
3. 告白文化という恐怖儀式
2025年の恋愛手順:
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好きになる
-
迷う
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勇気を出す
-
告白する
-
成功 or 失敗
ぼく
「これ、メンタル死なない?」
聞いた大人の証言:
「断られるのが怖くて、夜眠れなかった」
「心臓が飛び出そうだった」
ぼく
よく耐えられたな!?
4. カップルの成立は奇跡扱い
2025年の学校:
-
A君とBさんが付き合った
→ クラスがざわつく
-
告白成功
→「マジ!?」「すげぇ!!」
ぼく
「成功率どれくらい?」
先生
「告白で実る確率は約40%」
ぼく
「半分以上失敗してるやん!」
先生
「その失敗が青春なんだ」
ぼく
「青春って便利ワードだな!!」
5. それでも
ぼくは思った。
2055年のぼくらは
失敗しない。
告白しない。
拒絶がない。
失恋がない。
でも、2025年の人たちは
-
告白して
-
震えて
-
傷ついて
-
泣いて
-笑って
-成長して
それでもまた恋をした。
それは……
効率は悪いけど
とても人間的で
なんかちょっと……
うらやましい。
6. レンの結論
レポートにこう書いた。
2025年の恋愛は、非効率で、痛みを伴い、失敗が多かった。
でも、その分、本気だった。
その分、心が揺れた。
ぼくらが今失わなければいいなと思うのは、
その“揺れ”なのかもしれない。
2055年の恋愛は
全部ストレスフリー。
でも、
思った。
失敗するって、
大事だったんじゃないか?
■ 第6話 完
次は
第7話:紙のお金を持ち歩いてた!?財布って何!?
に進みます。
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